なないろ読書手帖

漫画や小説の感想など。。

2012-01-01から1年間の記事一覧

静かなるドン 最終回

最終回読みました。 新参者なので、あらすじ見ながらの感想なのですが; ※※注:ネタバレ感想です※※ 哀しみと清々しさが同居した終わり方だと思いました。 心に染み入るような… 確かに単純なハッピーエンドではない。 だけどアンハッピーでは決してない。 や…

静かなるドン (マンサンコミックス) / 新田たつお

つい最近読み始めました。 表の顔と裏の顔、二面性を持つヒーロー(orアウトロー)ものが好きで、気になってはいたんですが。何せ100巻以上と長いし中々手が出なかった。 だけど、ネットであと数回で最終回!ってのをみて、これを機に読んでみようと。 そし…

春の雨にぬれても (ライムブックス) / リサ・クレイパス

●ネタバレ感想 壁の花シリーズ完結編。 夏・秋・冬ときて春のこの作品が一番面白かった! ネットでの評判を見る限りはいちばん影が薄いっぽいですが… 激情!ドラマティック!ジェットコースター的展開! という前3作に比べて、和やかなムードで進んでくから…

眠れる美女のあやまち (ヴィレッジブックス) / ジュード・デヴロー

●あらすじ 1913年、カリフォルニア。大農場の娘アマンダは、父親が選んだ厳格な家庭教師・ テイラーと婚約し、抑圧された日々を送っていた。 ある日アマンダは、農場へ視察に来た若き大学教授・ハンクの接待役をつとめる事となる。その過程で少しずつ惹かれ…

時のかなたの恋人 (新潮文庫) / ジュード・デヴロー

●あらすじ 恋人とのイギリス旅行中、無一文で教会に置き去りにされてしまったダグレス。 パスポートさえも奪われて、涙に暮れる彼女の前に突如として現れた奇妙な男性。 光り輝く鎧に身を包み、16世紀イングランドの伯爵・ニコラスと名乗る彼は、 陰謀によっ…

ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS) / 美内すずえ

なんだか展開が本誌とえらく違う!? なんかもう話が何パターンもありすぎてどれが本筋かわからなくなってるんですが、 思いの外話が動いたなあ。 愛と憎しみの49巻、ガラかめ界の愛はもはやホラー…深すぎて恐すぎる…。 マヤを愛するあまり聖にナイフ投げる…

満月 (新潮文庫) / 原田康子

タイムスリップもののロマンスが読みたいなぁ、と購入した二冊のうちのひとつがこれ。初版が1984年なので、30年近く前の作品。 ●あらすじ 仲秋名月の夜に、高校教師・まりが河原で出会った不思議な男性。 時代劇さながらの出で立ちで杉坂小弥太重則と名乗る…

ブリジット・ジョーンズの日記

「高慢と偏見」を下敷きに作られた話だと知り、映画の方を観てみました。 おおお。おおまかな筋立てが同じだ。(以下超ネタバレ) ・ブリジットとダーシーの初対面はパーティ ・ブリジットのダーシーへの最初の印象は最悪。高慢で気取った嫌な奴 ・ダーシー…

BBCドラマ版 高慢と偏見

BBCドラマ版「高慢と偏見」を観ました。むっちゃよかった〜! 著名なイギリス文学「高慢と偏見」 無知な私は、そのいかめしい題名から小難しい哲学書だと思っており… ロマンス小説にはまっている流れで、これが元祖だと知り、俄然興味を持ったのでした。 ま…