なないろ読書手帖

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ベルサイユのばら 11 (マーガレットコミックス) / 池田理代子

ベルサイユのばら 11 (マーガレットコミックス)

●ネタバレ感想
ベルばら、40年ぶりの新刊!
既刊を最後に読んだのが10年近く前という状態だったので大丈夫かな~と思ってたんですが、折々に回想が入るのですんなり入り込めました。

過去作の続編って、絵もキャラの性格も変わってて違和感あったり、蛇足と思う事もあるんですが、ベルばらはそのへんは杞憂でした。今の絵も良いv
巻末のインタビューで池田先生が元々描きたかったエピソードと仰ってるだけあって、内容も濃くて面白かったです。

一番面白かったのはアラン編。
アラン、昔よりかっこよくなってる!
ル・ルーもえらいかわいくなっとる!
アランとル・ルーのエピソードはかなりときめきました(←歳の差&身長差好き)
初めて交わした言葉が「あなたを待っていたわ」「だろうと思っていた」だなんて、もう何か運命としか思えない。絶対お似合いだと思うこのふたり。
なんたってル・ルーはオスカルの姪っ子だし~。いつかまた再会しますように。

↑と、これを書いた後に調べたら、「エロイカ」でアランのその後が描かれてるんですね~。生涯独身だったのか…そうか…

新刊読んだあとに、あらためて既刊を読み返したんですが、昔とはまた違った視点で読めて、新鮮でした。
今読むとオスカルがかわいい。昔は格好いい大人の女性みたいな認識だったのに。
特にアンドレと両想いになったあたりから乙女すぎてカワイイ…
ちなみにアンドレは初期のポニーテール時代が好きです、傍観者っぽさが。

続編の予定もあるそうで、楽しみにしています♪