キスキル・リラ -くちづけは夢の終わりで-
6月公開のフリー乙女ゲームのプレイ感想です。
●プレイ感想
まず驚いたのが、そのクオリティの高さ!
フリーの乙女ゲームはこれが初プレイな為、単純な比較は出来ないのですが、過去にプレイした商業物の乙女ゲームと比較しても、ED数、スチル数なども含め、遜色ないクオリティだと思います。
雰囲気的には19世紀末ロンドンっぽいでしょうか。ゴシックな雰囲気に、落ち着いた絵柄がマッチ。(絵、好みです♪)
テキストは一人称ですが、心理描写・情景描写ともに巧みで、小説を読んでいるような感覚でした。
ヒロインのメリッサは、可憐な見た目とはうらはらにダークな内面も併せ持っているんですが、時折見せる、無邪気な一面がとってもかわいらしかったです。
ヒロイン≠自分で、ヒロインと男性キャラクターの恋愛を第三者的に楽しみたい方なので、ヒロインが魅力的というのはポイント高かったです。
個人的にはアベルルートがツボでしたv
先生と生徒みたいな関係に弱いのです…(メリッサ生徒じゃないけど)
アベルの過去の真相についてはびっくり。一見爽やかで分け隔てなく誰にでも優しい彼が実は…というギャップに胸キュン。
アベルもだけど、メリッサの苦悩ぶりがなんとも切なくて。これまでプレイしたどの乙女ゲームよりもいちばんヒロインに肩入れしてしまいました。
糖度低めな切なくほろ苦い系がお好きな方にはとてもオススメなゲームです♪
楽しくプレイさせて頂きました。スタッフのみなさまに感謝です!
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